外傷・スポーツ障害
外傷・スポーツ障害

受傷起点・受傷時期・疼痛・腫脹・皮下出血等をみていきます。
まずはレントゲンにて診断します。必要があればCTやMRIを追加します。
骨折の場所、転位の仕方、年齢等により治療法を検討します。保存加療の場合はギプス、シーネ固定三角巾やバンドを使うこともあります。必要であれば手術加療も選択します。
開放骨折(創部が骨折部と交通している)の場合は難治性であり、感染等に注意が必要です。
特に指の骨折に対しては、つけ外しが可能なシーネを行っております。

捻挫等は外傷により、靱帯組織や関節包などの軟部組織、軟骨組織が損傷することを指します。
捻挫の症例もギプス固定やシーネ固定、松葉杖を使用することもあります。
診断に対してはエコーを行うこともあります。
指に対してはシーネ固定、足関節に対してはサポーターを処方することも多いです。
打撲などの鈍的な外傷になります。
疼痛や腫脹が強い場合は固定することもあります。
脱臼の部位、脱臼方向、骨折の有無、神経症状の有無、血流の状態等を把握します。レントゲンにて確認後、整復を試みます。多くの場合固定します。その後リハビリ加療が必要な場合が多いです。小児肘内障は亜脱臼ですが、診断後速やかな整復が必要です。
外傷により皮膚が損傷し、傷が開いていることをいいます。必要であれば局所麻酔にて縫合します。感染に注意が必要です。動物咬傷(犬、猫含め)の場合は破傷風予防も併せて行います。
刃物のような鋭的な損傷や、鈍的な外傷による損傷があります。リウマチ等により変性断裂をすることもあります。基本的には縫合が必要で、手術加療となることが多いです。腱性マレット指は長期間のシーネ固定で治療します。
エコーにて診断します。安静を指示、シーネ固定することもあります。リハビリ加療も追加することが多いです。
スポーツの負担により関節、腱、靱帯、骨などに繰り返し外力が加わることで引き起こされる障害のことです。
レントゲンやエコー、CTやMRIにて診断します。
急性期は安静を指導しますが、慢性的な症状の場合は運動指導を中心としたリハビリ加療をお勧めします。
TOP